「グラビティデイズ2」勝手にゲーム感想文

ゲーム

今回の勝手に感想文は、ゲームグラビティデイズ 2-重力的目眩完結編:上層への帰還の果て、彼女の内宇宙に収斂した選択-です。

個人的な評価は…

世界観★★★★★
キャラの魅力★★★★☆
重力的
目眩めまい度★★★★★

です!!
それでは感想いってみよー

グラビティデイズ2とは?

2017年1月19日に発売されたPS4専用ソフトです。

主人公のキトゥンは自分にかかる重力を操る事ができ、空に向かって“落ちる”ことで空中を自由に飛び回るができます。

この場面では水平に”落ちて”いる

戦闘面でも重力キックや、重力スローなど、重力を操るという設定を活かした戦いを楽しめます。

これらのギミックが独特の操作性を生み、他のゲームとは一線を画した遊びを実現しています。

クリアにかかった時間は約24時間でした。

これはほぼメインミッションのみを追った結果なので、寄り道しながらだとおそらく30時間くらいかかると思います。

Goodな点

世界観

今回の舞台は、浮遊都市ジルガ・パラ・ラオ、なんたってこの雰囲気がサイコーなんです。

それぞれの島は「重力石」という石のおかげで浮いており、人々はその上に都市を築いて暮らしています

空中に浮かぶ都市はまるで絵画のよう

モチーフも様々で、南国風の市場、高層ビル街、スラム、貴族街など、バラエティに富んでいます。

ワールドは丁寧に作られていて、上下に入り組んだ路地が雰囲気たっぷりに待ち構えています。

またストーリー後半になると、前作”グラビティデイズ”の舞台ヘキサヴィルにも行くことができ、こちらはヨーロッパ風の街並みになっています。

ヘキサヴィルの様子、ジルガ・パラ・ラオとはまた違った雰囲気

音楽も壮大で、重力を操って飛びまわるという体験をより印象的なものにしてくれます。

グラフィックについては基本的にはトゥーン調です。

また全体的に原色のフィルター(?)が強めにかかっており、場所によって色を変えることで、行く先々で違った印象を受けます。

若干FPSが低く、(感覚だが60は出てない)正直に言うともう少しなめらかな映像を楽しみたかったなと思います。

浮き上がるガチョウ、動物にも専用のモーションが作られている

個人的にいいなと思ったポイントは無重力浮遊を行うと周りの人や動物、オブジェクトも若干浮くんですよね。

この辺の芸が細くて、重力を操るという根幹の設定がちゃんとこの世界に根付いているんだなと思いました。

キャラ

本作に登場すつキャラクターはみんなコミカルでかわいいです。

コミカルなシドー(右)

特に主人公のキトゥン明るく前向きで、人のために躊躇なく行動する人物です。

皆からも好かれていて、非常に好感が持てます。(私の性癖に刺さったということも否定はしない…)

キトゥン(ジャズシンガーver.)

これはキャラクターを動かすという本質的な楽しさに繋がっていると私は思います。

好きなキャラを操作して世界を自由に歩き回る(飛び回る)という経験は純粋に楽しかったです。

クロウさん、かっけぇ…

もう一人の主人公、クロウもかっこよくて、2人で必殺技を放つシーンはちょっとだけ心がアツくなりました

Badな点

操作感&カメラワーク

明確に悪い点というよりは、「重力アクション」の宿命なのですが、一言で言えばクセがあります。

このゲームは重力を操ると視野角が狭くなります。(視界が狭まる)

臨場感を出すという意味ではいいのですが、空間が把握しにくくなります

どこを跳んでいるのか、どの向きを向いているのか分からなくなること多々、まさに重力的眩暈めまい状態。

戦っていると特に方向感覚が狂う

戦闘に関しても独特な操作にカメラワークが合わさって難易度が跳ね上がリます

特に空中を動き回る敵は照準を合わせることすら困難です、マジで。

またストーリー上巨大な敵が何度か出てきますが、これがまたよく動くんです。

動きすぎて照準が合わなかったり、キックがズレたり、そもそも空間が把握できなかったり、色々とストレスが溜まりました。

全体的に冗長

1つ前置きしておきますが、あくまでもストーリー自体は面白いんです。

世界を救う、出生の秘密を探るという王道のストーリーに、連続するどんでん返し。

また「試練を超えてパワーアップするスーパーヒロイン」というアメコミ的、ジャンプ的面白さもあります。

必殺技(フェイタルムーブ)、ウォオオオーー!!

ただちょっと長いかな…

特に新要素のチュートリアルを兼ねた試練パートがあるのですが、アレが長い、しんどい…

異世界的な所に飛ばされて、クリアするまで帰ってこれないのもしんどいポイント

他のミッションにおいても同じ場所を行ったり来たりさせられたり、ステルスやらなきゃいけなかったり(ゲームの仕様上細かい動きは難しい)、正直「コレ省略した方が楽しいのでは?」と思ったことが何度かありました。

まとめ

アレコレ言ってきましたが、個人的に好きな作品なんです。

PS Vitaで前作にはまって以降、いつか2をプレイしたいと長い間思ってきました。

思い入れが強い分、もう少しテンポよく、ストレスを取り除いてくれたら…と思わずにはいられませんでした。

ただオススメしないかと言われるとそんなことはなく、特に独特の世界観一度プレイしたら忘れることはないと思います。

世界観やアクションは唯一無二、これってすごいことだと思います。

街を飛び回るだけで楽しい!

世界観★★★★★
キャラの魅力★★★★☆
重力的目眩度★★★★★

ギラギラ光る作品です!

最後に本作のコンセプトアートを担当された緒賀岳志おがたけしさんを紹介させていただきます。

公式HPではグラビティデイズシリーズほか、多くの作品を公開されていらっしゃいます。

めっっっっっっっっっっちゃカッコいいのでぜひ一度調べてみてください!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました