「マインクラフト」 世界で一番売れているゲーム。
このゲームは子供も大人も夢中にさせる魅力を持っています。
マイクラはなぜ、こんなにも人を引き付けるのでしょうか。
マイクラ歴8年、好きが高じてマイクラ系Youtuberになってしまった私が真剣に考えてみたいと思います。
マイクラとは何ぞや?
マイクラ(Minecraft)を一言で説明するならば、「デジタル積み木遊び」です。
ゲームを開始すると、プレイヤーはブロックでできた世界に投げ込まれます。
そして、あとは何をするも自由です。

そう、このゲームには目的がありません。
サバイバル生活を楽しむもよし、ブロックを集めて建築をしてもいいし、しなくてもいい。
プレイヤーに用意されるのは世界とブロック、至ってシンプルです。
圧倒的な間口の広さと奥深さ
どこからでも入っていける
マイクラはpc、スマホ、switch、etc…様々なデバイスでプレイができます。
またyoutubeには大量の実況動画がアップロードされており、人のプレイを見るだけでも楽しいです。(見るだけならタダである)
多様な遊び方が見せる奥深さ
マイクラは大きく分けてサバイバルモードとクリエイティブモードの2つの遊び方があります。
前者は体力や満腹度の概念など様々な要素があり、後者はそれらを気にすることなく自由に建築が楽しめます。

またマルチプレイによって遊びの幅はさらに広がります。
家族や友人とローカル環境でプレイするもよし、サーバーに参加すれば、見ず知らずの他人と共同で作業したり、互いの建築を見せ合ったりできます。(次第に仲が深まっていくのも楽しい)
MOD(モッド)で遊ぶ
さらにJava版マインクラフトにはMOD(モッド)文化があります。
MODとはMODification(改変を意味する英語)の略語で、ユーザーが追加機能を自作し、公開したものです。

これらは非公式のため導入は自己責任ですが、有志によってさまざまなMODが公開されています。
動作の軽量化を目的としたものからオリジナルのブロックを追加するものまで…、これについても語りたい所ですが、記事の執筆がいつになっても終わらないので割愛します。
継続的なアップデート
マイクラは買い切り型のゲームとしては珍しく、継続的に新要素を追加するアップデートがあります。
正式リリース2011年なので、現地点(2022年)でなんと11年間もアップデートが続いています。
新しいブロック、モブ(動物や敵キャラ)、バイオーム(地形)等…、毎年のように大量の新要素が追加され、ゲーム内でできることが増えていきます。
制約があるからこそ
マイクラは決してグラフィックに優れたゲームではありません。
1ブロックは1面辺り16×16のドットで表現されており、建築表現には限界があります。

だがこの制約こそが、私たちの想像力を掻き立てるのです。
「見立てる」ことの可能性
例えば、現実の積み木遊びにおいて、個々の積み木は様々な形をしたただの木片です。
しかしそれらを組み合わせて「見立てる」ことによって、ただの木片は「家」になったり、「車」になったり、「塔」になったりします。
これはマイクラでも同じことが言えます。

「見立て」によってプレイヤーは、ありとあらゆるものを作れるようになります。
そしてマイクラのシンプルなブロックは「見立て」に適しています。
“作る”ということの根源的楽しさ
マイン“クラフト”と名の付く通り、マイクラは作ることに主眼を置いたゲームです。
そして何かを作るということは純粋に楽しいことだと私は思います。
出来上がったものがたとえ拙い作品であっても、「自分で作った」という事実には何か固有の価値があると私は思います。
また、苦労しながら作った作品には自然と愛着がわくものです。

ゲームそのものを作り替える遊び
先ほどは制約が生み出す可能性について触れましたが、マイクラではMOD開発など、制約そのものを作り替えていく可能性も残されています。
つまり、マイクラという枠の中で楽しむこともできるし、マイクラという枠自体を拡張していくこともできるのです。
これらはどちらも「作る」ということであり、お互いを掛け合わせることで、より豊かな遊びを手にすることができます。
おわりに
さて、ここまで思いのままにマイクラの魅力を語ってきましたが、マイクラというコンテンツが、これからどうなっていくのか、それは誰にも分かりません。
アップデートを重ねて、もっと魅力的なゲームになっていくかもしれないし、また別のゲームが出て人気が移り、アッサリと終わってしまうかもしれません。
しかし、ただ一つ分かっていることがあります。
それは、私がこれからもマイクラの魅力にはまっていくということです。
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